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  • 執筆者の写真: 柾行 神田
    柾行 神田
  • 8月3日
  • 読了時間: 5分

更新日:10月31日

肩が挙がらず背中に手が回らない、夜間痛で眠れない—そんな四十肩・五十肩(凍結肩)は、放置すると関節の可動域が恒久的に狭まり、日常生活にも仕事にも深刻な支障をきたします。


期間ごとの症状と原因、セルフケアの限界、そして 姿勢解析・体組成計検査・深層筋アプローチ・自律神経調整を組み合わせた潮騒接骨院の根本改善プロトコルまでを体系的に解説。早期通院で得られるメリットが鮮明にイメージできるはずです。


四十肩・五十肩とは?

腕を動かすたび鋭い痛みが走り、やがて動かさなくても疼く。この疾患は肩関節包(関節を覆う袋上の膜)が炎症を起こし、組織が癒着して硬くなることで生じます。発症年齢は40〜60代が多く、肩関節の加齢変性とホルモンバランス変化が重なりやすい年代です。


四十肩・五十肩の説明イラスト

典型的な三つの病期

炎症期では夜間痛(夜間痛は寝ている間の血流低下と関節内圧の上昇が原因で起こる症状です。)が顕著で寝返りが困難になります。


硬縮期に入ると痛みはやや減るものの、関節可動域が急激に低下。


凍結期では腕がほとんど挙がらなくなります。自然軽快も期待できますが1〜2年を要し、可動域が完全に戻らない例も少なくありません。


症状チェックポイント

痛みのピークが夜間に集中する/髪を結ぶ・背中に手を回す動作ができない/片側発症が多いが反対側へ移行するケースもある。

以上に当てはまれば四十肩・五十肩の可能性が高まります。



原因と発症メカニズム

肩関節包の微細損傷をきっかけに炎症が慢性化し、線維芽細胞が過剰に働いて関節包が肥厚・癒着。滑液減少で潤滑性も落ち、動かすほど痛む悪循環が形成されます。


リスク要因

  • 糖尿病や甲状腺機能低下症などの代謝疾患

  • 猫背や巻き肩による肩前方ストレス集中

  • デスクワークによる長時間静止姿勢


筋膜連鎖の影響

骨盤後傾や胸郭の硬さが肩甲骨の可動を阻害し、肩関節包へ局所負荷を増幅させます。そのため肩のみを治療しても全身アライメントを整えなければ再発リスクが残ります。


四十肩・五十肩に悩む男性のようつ

セルフケアの限界とリスク

インターネットで紹介される自己流ストレッチは、病期判別を誤ると炎症を助長し機能回復を遅らせる恐れがあります。特に炎症期に強い可動域訓練を行うと夜間痛が長期化するケースが散見されます。


痛み止め依存の落とし穴

市販NSAIDsで痛みを抑えながら使い続けると内部組織の治癒シグナルを見逃し拘縮を深める危険があります。鎮痛剤はあくまで補助に位置づけ、組織の修復段階に合わせた専門リハビリが不可欠です。


放置による社会的コスト

可動域制限が長引くと家事・仕事効率が低下し、心理的ストレスや睡眠障害も併発。復帰にかかるリハビリ期間と医療費が増大し、結果的に経済的負担が拡大します。


潮騒接骨院の専門アプローチ

病期判別を徹底し、「炎症抑制→可動域拡大→機能再教育→再発予防」の四段階プロトコルを採用しています。


① 原因の可視化

姿勢分析で重心ライン・脊柱カーブを数値化し、体組成計で筋肉量と左右差を測定。視覚データで原因を“見える化”し改善意欲を高めます。


② 深層筋アプローチ×関節モビリゼーション

肩甲下筋や棘下筋など深層筋のトリガーポイントをリリースし、肩甲胸郭・肩鎖関節を多方向モビリゼーション。血流と神経伝達を同時に正常化させます。超音波・ハイボルテージ治療で深部組織へアプローチし、疼痛の軽減や血流の促進、可動域の改善を目指します。


③ 自律神経調整モード

副交感神経を優位に導く呼吸誘導と頸部リリースで炎症反応を鎮静化し、夜間痛を緩和。睡眠の質改善につなげます。また、睡眠指導も同時に行わせていただきます。


④ 姿勢・呼吸エクササイズ

胸椎モビリティワークや横隔膜呼吸を動画で提供し、自宅でも再現できる“ながらケア”でリハビリ効果をキープします。


四十肩・五十肩に対して施術する様子

接骨院通院の必要性とメリット

国家資格者が病期・疼痛強度・生活背景を総合評価し施術計画を立案するため、安全かつ効率的に機能回復を図れます。

早期介入により拘縮期への移行を短縮し、半年以内の社会復帰を目指せる点が大きなメリットです。


生活の質(QOL)向上

夜間痛が改善すれば睡眠の質が向上し、日中の集中力や気力も回復。家事や趣味を再開しやすくなり、心理的ストレスも軽減します。


長期的な健康投資

適切なリハビリで肩関節機能を取り戻せば、将来の変形性肩関節症リスクを抑制し、再発や手術を回避できる可能性が高まります。


通院の流れとFAQ

初回はカウンセリング・姿勢解析・体組成計検査で病期を確認し、週1〜3回の施術を4〜6週間実施。その後は可動域に応じ隔週〜月1回のメンテナンスへ移行します。


よくある質問

Q. 何回で肩が挙がるようになりますか?

A. 炎症が強い場合でも3〜5回で痛みが半減し、10回前後で日常動作が楽になる方が多いです。


Q. 痛い施術は苦手ですが大丈夫?

A. 痛み閾値を確認しながら進めるため強い痛みは伴いません。


Q. 仕事帰りに通えますか?

A. 平日19時まで受付、LINEで当日予約も可能です。


まとめ

四十肩・五十肩は「自然に治るから」と放置すると関節拘縮が進み、機能低下が長期固定化するリスクが高まります。


潮騒接骨院では 姿勢解析・体組成計検査・深層筋アプローチ・自律神経調整 を軸に、短期間で痛みを抑えつつ可動域を回復。早期通院で睡眠・仕事・趣味すべての質を取り戻せます。悩まず今すぐご相談ください。

 
 
 

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