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  • 執筆者の写真: 柾行 神田
    柾行 神田
  • 8月3日
  • 読了時間: 6分

更新日:9月1日

朝起きた瞬間からだるさが抜けず、頭がボーッとしたまま仕事へ―そんな不調は「自律神経障害」が原因かもしれません。


交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、肩こり・腰痛・不眠・動悸など多彩な症状が連鎖し、放置すると慢性疲労やメンタルダウンへ発展します。


自律神経の仕組みと乱れを招く生活要因、セルフケアの限界、そして潮騒接骨院の根本改善プログラムまでをご説明させていただきます。

 

自律神経障害とは?メカニズムと主な症状

自律神経は呼吸・血圧・体温・内臓の働きなどを自動運転する司令塔です。心臓の鼓動、腸の蠕動運動など自分の意思とは関係なく働く気管をコントロールしています。


交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)が交互に働くことで体は一定のリズムを保ちますが、ストレス(肉体的、精神的)・姿勢不良・栄養不足・水分不足・睡眠不足が続くとスイッチの切り替えが狂い、心身のあらゆる箇所にエラーが発生します。


交感・副交感バランスの崩れ

交感神経は本来「日中の活動モード」を担当し、血管を収縮させて血圧を上げます。一方、副交感神経は「休息モード」で血管を拡げ、消化や修復を促します。アクセルを踏みっぱなしの状態が続くと、筋肉が緊張し血流が滞り、頭痛・肩こり・手足の冷えとして現れます。


自律神経の作用の仕組み

また、この状態が慢性化すると、今度は交感神経の反応性が低下し、副交感神経が相対的に優位な状態が続くようになり、やる気が出ず倦怠感が続くようになります。これはうつ状態の方によくみられる自律神経の乱れです。


よく見られる症状チェック

・朝起きた瞬間に疲労感が残る

・天気が変わる前に頭痛やめまいが出る

・夕方以降に動悸や息切れが強くなる


放置で起こるリスク

自律神経はホルモンや免疫とも連動しています。乱れが続くと、胃腸障害・高血圧・うつ症状まで広がりやすく、単なる体調不良では片付かない問題へ発展します。


 

生活と身体のクセが乱れを招く理由

自律神経は「姿勢」「呼吸」「感情」の影響を強く受けます。特にデスクワーク中心の生活では、猫背と浅い呼吸が定着しやすく、脳が常に緊張信号を受け取る仕組みになっています。


姿勢と呼吸の密接な関係

背中が丸まると横隔膜が下がりにくくなり、呼吸が浅く速くなります。呼吸が浅いと酸素摂取量が低下し、交感神経が優位に。結果、心拍数や血圧が上がり「休めない体」のできあがりです。


睡眠・光・音のストレス

夜遅くまでLEDライトやスマホのブルーライトを浴びると、睡眠ホルモン(メラトニン)が減少。寝ても副交感神経が働かず、寝起きに疲労が残る悪循環が生まれます。


血糖とホルモンのリンク

高糖質な食事で血糖値が急上昇すると、インスリンの分泌が乱高下し、興奮ホルモンであるアドレナリンが過剰に分泌されます。結果、イライラ・動悸・倦怠感が強まります。


自律神経障害に悩む女性

また、糖質は身体の大切なエネルギー源ですが、摂りすぎると血糖値が急に上がり、血管や細胞に負担をかけて慢性炎症の原因になります。この炎症や糖の過剰摂取が続くと、肝臓・膵臓・腸などの内臓にも大きなストレスがかかります。


さらに、血糖値の急上昇や急降下は自律神経のバランスを崩し、交感神経が過剰に刺激されて副交感神経の働きが低下します。その結果、睡眠の質が落ちたり、疲れやすくなったり、集中力が続かない、消化が悪くなるといった不調が起こりやすくなります。


脳疲労

脳は日中の活動により老廃物を生み出します。これらは睡眠中に脳脊髄液によって洗い流されますが、そのためには深いノンレム睡眠が必要です。自律神経が整い、副交感神経が優位になると深い眠りに入りやすくなり、脳の“掃除”が進みます。


逆にストレスや生活リズムの乱れによって自律神経が乱れると、睡眠の質が低下し、老廃物が蓄積しやすくなります。現代人は情報過多やストレス、スマホの使いすぎなどで脳疲労が蓄積しやすく、それが自律神経の乱れにもつながります。脳の健康を守るには、自律神経を整え、質の良い睡眠をとることが大切です。


 

セルフケアで限界を感じる場面

雑誌や動画で紹介される深呼吸やストレッチは手軽ですが、「何となくやる」だけでは効果が薄く感じることが多いのが実情です。


原因の特定があいまい

自律神経の乱れは複合的に起こるため、姿勢・栄養・心理ストレスのどこを優先すべきか個人差があります。手探りのケアは時間がかかり、モチベーションも続きません。


やり方が合わないと逆効果

深呼吸で腹圧が抜けすぎると腰痛を誘発したり、サプリの過剰摂取で肝臓に負担がかかるケースもあります。


再発リスクの高さ

症状が軽くなるとセルフケアをやめてしまい、数週間後に同じ不調が戻る――そんな「ジグザグ回復」を繰り返す人が少なくありません。


 

潮騒接骨院のアプローチで根本改善

当院では 姿勢解析・体組成計検査・深層筋アプローチ・自律神経調整 を組み合わせ、原因→調整→再発防止まで一気通貫でサポートします。


潮騒接骨院での自律神経障害への施術シーン

① 原因を数値で可視化

画像解析で頭の傾きや背骨のカーブを測定し、体組成で筋肉量と脂肪量のバランスを確認。客観データがあることで「なぜ乱れたのか」を理解しやすくなります。また、不調の原因を探るにあたり、患者様の日常生活などの背景に着目し、丁寧に問診を重ねてまいります。


② 深層筋と神経のダブルアプローチ

首や腰の奥深くにある緊張筋を手技でゆるめ、必要に応じて内臓や頭蓋骨の調整も行い、全身のバランスを整えてまいります。

筋肉がほぐれ血流が回復すると、副交感神経が働きやすくなり、その場で呼吸が深まる変化を感じる方も多いです。


③ 生活リズムを再設計

・寝る90分前に間接照明へ切り替える

・1日2分の胸郭ストレッチで深呼吸習慣を作る

・昼食後に5分の“ながら散歩”で血糖スパイクを抑える

・水分不足は自律神経の働きを乱しやすいため、適切な水分摂取指導

・朝の光を浴びながらの軽い運動でセロトニンの分泌を促し、夜の自然な眠りを助ける生活習慣指導


これらシンプルな行動をヒアリングさせていただき、毎回の施術で進捗をフォローアップします。習慣化の壁を乗り越えやすい仕組みを整えています。



通院メリットとプログラムの流れ

自律神経は「良くなる手応え」が感じづらい領域ですが、データと体感の両方から変化を追うことで改善スピードは加速します。


施術ペースと期間

初期2〜3週は週1回、その後は隔週→月1回へ。平均3か月で起床時の倦怠感や夕方の動悸が大幅に減少したという声が多数です。


期待できる変化

・朝スッと起きられる

・肩こりや頭痛の頻度が半減

・食後の眠気やイライラが減少


よくある質問

Q. 施術は痛くありませんか? 

A. ボキボキ鳴らす矯正は行わず、ゆるやかな刺激で行います。


Q. 薬をやめても大丈夫? 

A. 医師の指示を優先しますが、症状が落ち着けば薬量を減らすケースもあります。


Q. 通院をやめたら元に戻りますか? 

A. 生活習慣が維持できれば再発しにくい体質へ移行します。


 


まとめ|自律神経障害は早めの専門ケアが鍵

自律神経の乱れは、肩こりや腰痛・睡眠障害・メンタル不調まで連鎖させる“全身トリガー”です。


潮騒接骨院では、原因を可視化し、深層筋と神経へ同時アプローチしながら生活リズムを再構築することで、短期間での体質改善を目指します。姿勢解析・体組成計検査・深層筋アプローチ・自律神経調整 を軸に、あなたの「本来のリズム」を取り戻すお手伝いをします。つらい不調を我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。



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